注文住宅にかかる費用の内訳を知っておこう!

公開日:2024/02/15 最終更新日:2024/02/26
注文住宅にかかる費用の内訳を知っておこう!

今回は、注文住宅を建築するにあたり、知っておきたい注文住宅に掛かる費用の内訳を紹介します。注文住宅は、一から自分で考え理想の住まいを建築するため、限られた予算内で建築する必要があります。事前に内訳を知ることで、ゆっくり注文住宅を建築できるでしょう。本記事では、注文住宅にかかる費用の内訳について紹介します。

土地購入にかかる費用

注文住宅を建築する際は、まず土地購入から始めなければなりません。土地購入に掛かる費用について紹介します。

税金

土地購入に掛かる費用のひとつとして、税金があげられます。まず、税金の中には土地の売買契約書に貼り付ける印紙代(印紙税)が必要になります。印紙代は、金額により異なり1,000万円~5,000万円の場合、2万円の印紙代が発生します。また、不動産を取得したときに発生する、不動産取得税が掛かることを覚えておきましょう。

登記費用

土地を購入する場合、所有権登記費用が発生します。一般的に、登記の際に固定資産税評価額の2%の登記免許税が発生することを覚えておきましょう。また、登記を司法書士に依頼する場合、司法書士報酬の支払いも必要になります。一般的には、司法書士報酬として3万円~5万円の報酬を支払います。

仲介手数料

土地を購入する場合、不動産会社を通す場合、仲介手数料が発生します。仲介手数料は、購入代金が400万円を超える場合、「購入代金(税抜)×3%+6万円+消費税」をもとに計算することを覚えておきましょう。また、注文住宅は資金計画を含めるべき費用が多く、減税制度や補助金制度の仕組みも考えなくてはなりません。計算は非常に複雑になるため、一度注文住宅のプロへ相談することをおすすめします。

住宅工事にかかる費用

注文住宅工事には、多くの費用が掛かります。項目もたくさんあるため、住宅ローンを組む前にしっかりと全体にいくらくらい掛かるのか調べておく必要があるでしょう。注文住宅にかかる費用について紹介します。

新築工事関連費用

新築工事関連費用では、まず建物が建てられる土地か見極めるために、地盤調査費用が発生します。他にも、設計後に建築基準に合致しているか確認するため、建築確認申請費用が必要になるでしょう。また、水道管やガス管などを通すライフライン引き込み工事費用が掛かります。地鎮祭や上棟式を考えている方は、これらの費用が掛かることも覚えておくと安心です。

住宅ローンに掛かる費用

注文住宅を建築する場合、多くの方が住宅ローンを組んで建築に取り掛かると言えます。掛かる費用は、住宅ローンの賃借契約時の税金や、融資手数料・ローン保証料が掛かるでしょう。また、ローン返済中に持ち主が病気・死亡した場合に降りる団体信用生命保険料や、万が一に備える火災保険料や地震保険料が掛かることも覚えておきましょう。

注文住宅に掛かる費用は事前にシミュレーションすることをおすすめ

注文住宅に掛かる費用項目は多岐に渡り、実際いくら掛かるか知るには素人では判断が難しいでしょう。理想の家づくりをおこなう際、いくらくらい予算が必要なのか知るためにもシミュレーションすることをおすすめします。現在は、さまざまな工務店で無料オンラインサービスをおこなう店舗も増えています。仕事で忙しい方は、専門のアドバイザーからオンラインで相談することをおすすめします。

注文住宅にかかる費用を抑えるポイント

注文住宅は、ひとつひとつの項目が安くてもすべてを合計すると高額になる場合があります。注文住宅にかかる費用を抑えるポイントについて紹介します。

土地売買では仲介手数料が掛からない場合も

一般的に、不動産会社に土地を紹介してもらうと、仲介手数料が発生します。しかし、土地の持ち主から直接土地を売買してもらった場合、仲介手数料が発生しません。もし工務店が所有している土地を紹介してもらう場合は、仲介手数料の支払いをしなくても良い場合があります。注文住宅を建築する場合は、工務店に一度相談することをおすすめします。

住宅ローンの比較は手数料などを込みで比較・不要な諸経費はカット

住宅ローンを組む場合、手数料・団信・保証料が掛かります。これらの手数料を、住宅ローンを組む場合にすべて含めて比較するようにしましょう。これは、これらの手数料が上乗せされている場合もあれば含まれていない場合もあるためです。また、火災保険料の項目を見直すことで、不必要な項目をカットし諸経費をおさえる方法もあります。費用項目をしっかり見て、節約できるか考えてみましょう。

補助金制度が適用されないか判断する

省エネ性能が高い住宅を建築する場合、国の補助金が適用になる場合もあります。また、住んでいる自治体によっては、独自に補助金制度を実施している場合もあります。住んでいる地域で補助金が適用になるか、ホームページなどで確認してみましょう。

まとめ

本記事では、注文住宅を建築するにあたり、知っておきたい注文住宅に掛かる費用の内訳を紹介しました。注文住宅を建築する場合、多くの項目が存在します。また、多くある項目から費用を削減し、節約する方法もあると言えます。注文住宅で家を建築する場合は、事前にどこが節約できるか補助金は使えるかをしっかり把握しておきましょう。本記事が、注文住宅で家を建築するか検討されている方の参考になれば幸いです。

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